事業計画内において、各種施策を着実に実行できるようなアクションプランを策定。また、創業者一族に関しては、代表権の放棄を要請、今後の経営への関与は必要最低限にとどめる様交渉を行った。
2021.11.17
事例⑥_製造業_リスケジュール
- 対象企業
- 業種:製造業
売上:約10億円
- 背景
- クライアントは大手自動車メーカーから、Tier1でエンジン部品の受託を行っていたが、製品のモデルチェンジや部品製造の海外委託等により売上高が減少、損失計上、資金繰りが悪化。 また、創業者一族への多額の資金流出も経常的に生じており、こちらも資金繰り悪化の一因となっていた。メイン行経由で協議会持ち込み。
- 再生業務の実施
- クライアントは採算管理は行われていたものの、従業員への指導体制の未確立や、改善に対するインセンティブ等が働くような仕組みが不足していた事を主因として、採算改善施策の徹底が不十分な状況であった。
事業計画内において、各種施策を着実に実行できるようなアクションプランを策定。また、創業者一族に関しては、代表権の放棄を要請、今後の経営への関与は必要最低限にとどめる様交渉を行った。
上記計画のモニタリングとして月1回の現地訪問及び、銀行提出用の採算分析資料の作成補助を実施。