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赤字が継続、設備投資の借入が重い会社に対し事業再生業務を実施。第二会社方式により事業譲渡を実施、退職者を出すことなく引継ぎを完了。
2020.05.24
事例③_印刷業_第二会社方式
対象企業
業種:印刷業
売上:約4億円
背景
クライアントは、過去10年にわたり粉飾を行っており、正常収益力や実態純資産の算定が非常に困難な状況。また本業で赤字体質な中、非事業用支出が多額にあり、借入の返済も重なり資金繰りが悪化、メイン行経由で協議会に持ち込み。
再生業務の実施
緊急性を鑑み、DD中に非事業用支出、固定費削減を実施。自助努力のみで黒字化は達成できないと判断し、スポンサー探索をすることとなった。
事業承継引継ぎ支援センター様協力のもと、スポンサー候補を選定し、第二会社方式の事業譲渡を前提とした事業計画案を策定。
スポンサーとの協議中にコロナ影響もあり、資金繰りが厳しい状況が継続したが、金融機関の合意を得て新会社へ事業譲渡を実施。対象会社は配当後、特別清算を実施。事業性のある事業のみ存続し、退職者を出すことなく引継ぎが完了した。
役割分担
BLP:DD全般(正常収益力算定、外部環境分析等)、スポンサー探索・交渉、計画策定、弁護士・司法書士を交えたクロージングサポートを実施