コロナによる業績悪化を原因とした借入金増加と社会保険料延滞が発生していたため、再生計画において2年間のリスケジュールと延滞公租公課の支払計画を策定しました。
2025.03.25
事例12_旅客運送業_リスケジュール
- 対象企業
- 業種:旅客運送業
売上:約5億円
- 背景
- クライアントのメイン事業は旅客バスの運行事業であり、コロナの影響で受注が激減、運転資金を賄うための借入金増加のみならず、人件費等固定費の削減が十分でなかったため数千万円の社会保険の延滞が発生していた。
このような状況を受けメイン行経由で協議会に持ち込まれ、DD及び再生計画の策定に着手した。
- 再生業務の実施
- 資金繰り安定、延滞している社会保険料の支払い、社内体制の改善を目的に実抜計画を立案し金融機関の合意を受ける。
計画合意後は各取引先ごとの採算分析を自社内で行える体制を構築支援に注力している。
また顧問税理士とも連携し、仕訳、試算表ベースによる拠点別損益を把握する体制を議論するとともに、作成した拠点別損益を用いて月次の業績振り返りを実施している。