大型設備投資を原因とした借入金増加と固定費増加により業績が悪化ししていたため、再生計画において2年間のリスケジュールを実施しました。
2025.03.25
事例13_食料 卸売業_リスケジュール
- 対象企業
- 業種:食料 卸売業
売上:約10億円
- 背景
- クライアントのメイン事業は食品卸売り。
大型設備投資のため約4億の資金調達を実施したが、メイン取引先との契約で十分な粗利を確保することができておらず、赤字が継続していた。加えて、近年の食品相場の変動により仕入資金の確保が求められていた。
このような状況を受けメイン行経由で協議会に持ち込まれ、DD及び再生計画の策定に着手した。
- 再生業務の実施
- 資金繰りの安定、社内体制の整備、収益性の改善を目的に、プレ再生計画を立案し金融機関の同意を受ける。
計画においては、ノンバンクからの短期資金融資等で仕入原資の調達やメイン取引先との単価交渉に注力したアクションプランを作成した。
また計画同意後は、大量の在庫を抱え、仕入単価も日々変動するビジネスモデルであるため、顧問税理士等と連携し、日々の在庫管理や資金繰り表の作成を支援している。